ハルカス美術館「古代エジプト展」その3~宗教改革は簡単ではない~
5月31日の日曜日はあべのハルカスの16階にあるハルカス美術館で開催されている古代エジプト展に親しい友人と行ってきた。
こちらはメンチュヘテプ3世のレリーフである。
刻まれている象形文字がハッキリ見えないのでiPhone14でも撮ってみた。
セド祭は王位更新祭とも呼ばれており、通常治世30年に行われる王の再生の儀式とのことだ。
ファラオの仕事の説明書きである。
王の仕事は内政、外交、軍事、宗教、後継者の確保と多岐にわたるが、最も重要な務めはナイル川の治水とかんがいの管理で、タイが安全に穀物を収穫できるように努めることである。
こちらはプトレマイオス2世フィラデルフォスのレリーフである。
エジプト人らしい様式で描かれている。それよりも、2300年くらい前の作品が綺麗に残っているなあと感心した。
こちらはファラオの頭部である。
おそらくプトレマイオス12世の物であろうとのことだ。笛吹き王としても知られているそうだ。
こちらはセティ1世の境界碑である。
境界碑は、あらゆる階層の人々が近づきやすい田畑に建立され、民間信仰に使われていた。
こちらは戦いの場面を描いたレリーフである。
層と槍を持った兵士が梯子を伝っているのが分かる。
太陽信仰と宗教改革の説明書きである。
古代エジプトで最も重要な神は太陽神ラーで、ラーは他の神々も習合した。
これに対して、太陽円盤の神アテンというのがいて、宗教的な対立が起きた。
左はアテン神に物を捧げるアクエンアテン王とそのレリーフである。
確かに何か物を渡しているように見える。
右はスフィンクスの姿で現されるアクエンアテン王である。
アクエンアテン王と王妃ネフェレトイティは、それまでの多神教から太陽円盤の神アテンを唯一神と定めて宗教改革をした。
もっとも、この宗教改革は彼の死と共に崩壊した。
こちらは王妃の頭部である。
この断片はアクエンアテン王と王妃ネフェレトイティの次女であり、ツタンカーメン王の妻でもあったアンクエスエンバーアテン王妃の物だと考えられている。
こちらはネフェレトイティ王妃のレリーフである。
独特な青色をした背の高い冠を被っている。どこに青色があるのかよく分からないが。
第3章のエリアに移動した。
3章は、死後の世界の門をたたけ!である。
古代エジプトの王族や貴族の墓には、冥界のある西への入口として「偽扉」が設けられている。
エジプト人は適切な儀式や共物が行われる限り、故人があの世で快適な生活が送れると信じていたそうだ。
こちらはアメンエムハトの石碑である。
上段にはヒエログリフで来世において臨んだものが記されている。
こちらは壁龕(へきがん)に配された像である。
墓に訪れた家族たちはこのように若々しい墓主の姿を見ることで故人を偲んだそうだ。
神聖な動物たちの説明書きである。
古代エジプト人は自然界の力に対して大いなる敬意を抱いており、特に動物が重視されていた。
そのためか、奉納品として動物が扱われていた。
これらの動物もお墓に奉納されていたものである。
そういえば、以前にもエジプト展にいってそんな話があったなあと思い出していたのである。
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