2024長崎・佐賀・福岡旅行記2日目その32~ウェッジウッドがあるかなあと思ってみてみると・・・~
17時31分、出島の旧石倉にて、発掘調査で出土した磁器などを見ていた。
こちらの施設は2階もあるようなので、上がってみることにした。

階段を上がったすぐに「出島の華 憧れの西洋陶器」の説明書きである。出島を通じてもたらされた西洋陶器は、江戸時代の異本において、西洋を象徴する器物として憧れの対象となった。
2階は、ここ出島においてゆかりの西洋陶器が紹介されるコーナーのようだ。

こちらは19世紀前半イギリスの染付花卉文六角蓋付鉢である。模様は転写で、その技術が高いそうだ。

「東洋陶磁と西洋陶磁」の説明書きである。16世紀後半から中国の景徳鎮の染付磁器が、17世紀中期には日本の有田製の染付磁器、その後、染絵磁器がヨーロッパにもたらされ、東洋磁器に対する高い関心から18世紀前半にはヨーロッパ諸国も磁器の製作が試みられ、東洋の磁器に匹敵する硬質磁器の焼成が始まった。マイセン(ドレスデン)、ウィーン、ヴァンセンヌなどでも芸術性の高い製品を作り出したそうだ。

こちらは19世紀中期オランダの染付東洋風景図鉢である。東洋の風景をモチーフにしている。

こちらはのぞいてみよう、というコーナーで、出島から出土した西洋陶器のかけらである。

割れていて、もったいない。出島を撤収するときに持って行けばよいものの、なぜ捨てたのか。
今の世の中では、その場に捨てておくなんてマナー違反どころではないか。
そういえば、私が小学生低学年か幼稚園のとき、自宅すぐの所にガラス工場があったが、閉鎖の際にガラス製品の一部を近所の人にあげる(無償)でいうことでたくさん置いていったことを思い出した。置いていったのか捨てていったのかは知らんけど。
また、親しい友人に「ウェッジウッドもあるかなあ」と言うと「あるかもなあ」と返された。

こちらは左が染付花蝶図皿で、右が染付西洋風景図皿である。右はヨークシャーの風景を描いたものである。

その左がウェッジウッドである。ウェッジウッドの古渡りの例で名品とのことだ。

iPhone14でも撮ってみた。

振り返って、階段の方を見た。

2階はこんな感じで陶磁器が展示されている。
全て見ていたいが、晩ご飯の時間もあるし、疲れて来た。
軽く見てから、降りることにした。
外に出てきた。
そして、さらに左手(東側)を歩いた。

庭園みたいなのがあったので、そちらに入った。

奇麗に剪定されている。

出島に来る前に橋の上から見た(https://gyo-nakamura.seesaa.net/article/508416325.html)、ミニ出島が見えた。

ここまで来ると観光客は少ない。

何だこれはと思った。

すると、石造日時計とのこと。時の商館長カステンス(1766年~1767年滞在)によって出島の花園に設置されたものの複製である。
朝6時から夕方6時まで図ることができるのだが、実際は東経135度の標準子午線が明石を通っているため、少し遅れた時間になる。

こちらに移動した。

台があったので、上がって撮っていた。一番左に見える蔵のような建物は現在復元された出島にはない。欠番になっている蔵であろう。

左手の方に回ると出島の入口が見えたのである。
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こちらの施設は2階もあるようなので、上がってみることにした。
階段を上がったすぐに「出島の華 憧れの西洋陶器」の説明書きである。出島を通じてもたらされた西洋陶器は、江戸時代の異本において、西洋を象徴する器物として憧れの対象となった。
2階は、ここ出島においてゆかりの西洋陶器が紹介されるコーナーのようだ。
こちらは19世紀前半イギリスの染付花卉文六角蓋付鉢である。模様は転写で、その技術が高いそうだ。
「東洋陶磁と西洋陶磁」の説明書きである。16世紀後半から中国の景徳鎮の染付磁器が、17世紀中期には日本の有田製の染付磁器、その後、染絵磁器がヨーロッパにもたらされ、東洋磁器に対する高い関心から18世紀前半にはヨーロッパ諸国も磁器の製作が試みられ、東洋の磁器に匹敵する硬質磁器の焼成が始まった。マイセン(ドレスデン)、ウィーン、ヴァンセンヌなどでも芸術性の高い製品を作り出したそうだ。
こちらは19世紀中期オランダの染付東洋風景図鉢である。東洋の風景をモチーフにしている。
こちらはのぞいてみよう、というコーナーで、出島から出土した西洋陶器のかけらである。
割れていて、もったいない。出島を撤収するときに持って行けばよいものの、なぜ捨てたのか。
今の世の中では、その場に捨てておくなんてマナー違反どころではないか。
そういえば、私が小学生低学年か幼稚園のとき、自宅すぐの所にガラス工場があったが、閉鎖の際にガラス製品の一部を近所の人にあげる(無償)でいうことでたくさん置いていったことを思い出した。置いていったのか捨てていったのかは知らんけど。
また、親しい友人に「ウェッジウッドもあるかなあ」と言うと「あるかもなあ」と返された。
こちらは左が染付花蝶図皿で、右が染付西洋風景図皿である。右はヨークシャーの風景を描いたものである。
その左がウェッジウッドである。ウェッジウッドの古渡りの例で名品とのことだ。
iPhone14でも撮ってみた。
振り返って、階段の方を見た。
2階はこんな感じで陶磁器が展示されている。
全て見ていたいが、晩ご飯の時間もあるし、疲れて来た。
軽く見てから、降りることにした。
外に出てきた。
そして、さらに左手(東側)を歩いた。
庭園みたいなのがあったので、そちらに入った。
奇麗に剪定されている。
出島に来る前に橋の上から見た(https://gyo-nakamura.seesaa.net/article/508416325.html)、ミニ出島が見えた。
ここまで来ると観光客は少ない。
何だこれはと思った。
すると、石造日時計とのこと。時の商館長カステンス(1766年~1767年滞在)によって出島の花園に設置されたものの複製である。
朝6時から夕方6時まで図ることができるのだが、実際は東経135度の標準子午線が明石を通っているため、少し遅れた時間になる。
こちらに移動した。
台があったので、上がって撮っていた。一番左に見える蔵のような建物は現在復元された出島にはない。欠番になっている蔵であろう。
左手の方に回ると出島の入口が見えたのである。
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この記事へのコメント
ミニ出島を拝見すると、つくづく思うのですが、、
この空間(東京ドームの3分の1)に何年も住むとなると、
ワタクシはハッキョーしてしまいそうです。
遊女が来てくれたってダメです。
離れられる事になったら、嬉しさの余り皿もブン投げちゃうとか。。。
今ならパソコンや衛星放送もあるから何とかなるでしょうが。
そうそう、勝手にしやがれの帽子を飛ばすが如くお皿を飛ばすかも。
ちょっと古いかな(^^)。