2024金沢旅行記2日目その34~鳩原ループ線を体感することができたか?~
16時56分、メガネで有名な鯖江市にある鯖江駅を通過した。
鯖江市を出たらサンドーム福井が見えるはずだが(https://gyo-nakamura.seesaa.net/article/501019120.html)、気が付けば通り過ぎていた。
いつの間にか見えなくなっていた北陸新幹線の高架がまた見えて来た。
このように線路に行くための階段があった。東海道ないし山陽新幹線ではこういう階段を見たことがない。まあ、そんなに新幹線の高架と在来線が一緒に走る区間は少ないから、見ることがないだけなのかも知れないが。
近くの山が陽に染まってきた。なんか秋を感じる。実際は雪が少し積もっている2月だけれど。
そう、このようにまだ雪が残っているのである。
酒造会社が見えたが、列車のスピードが早くて字は読めなかった。この特急サンダーバードは新幹線を除いて、つまり、在来線の中で最も表示速度が高い列車なのである()。
線路が増えて来た。
新幹線の駅舎が見えて来た。
そう、敦賀駅に入線してきた。
17時14分、敦賀駅に到着した。
17時15分、敦賀駅を出発した。
向うに見える線路は小浜線である。15年以上前に小浜に行ったのだが、その際は新快速で敦賀まで行ってから小浜線に乗って小浜に行くことも考えたが、近江今津駅から1時間ほどバスに乗って小浜駅まで行ったのだ。
ここからつぎの駅の新疋田駅までは高低差があり、勾配もきついので直線で上ることができない。
つまり、敦賀駅が低く、新疋田駅が高いため、そのまま直線で列車は上ることができず、山の周りを大きく時計回りに曲がりながら少しずつ上って行くことになる。
これを鳩原(はつはら)ループ線という。
昨年のゴールデンウィークの富山旅行を終えてからそのことを知ったのだ(https://gyo-nakamura.seesaa.net/article/500308898.html)。
だから、今回は意識してみることにした。
すると、少し上ってきた感じは分かった。下に見える線路は下り線である。
道路が下に見える。
しかし、曲がっているという感じはしなかった。
それだけ、大きく曲がっているということなのだろうか。

それよりも、全然曲がって上ってきたという実感が沸かなかった。
せっかくのループ線を感じることができなかった。
鈍感ですいませ~ん。
いつしか、新疋田駅を通過した。暗くなってきたのでよく分からなかった。
いや、少しウトウトとしていたのだ。
17時38分、近江塩津駅を通過した。
線路が増えて来た。ここで北陸本線ともお別れだ。北陸本線はこのまま琵琶湖の東に進み、南下して、米原駅に向かう。
特急サンダーバード34号は湖西線を走ることになる。そう、びわこの西側を南下しながら京都駅、新大阪駅、そして大阪駅に向かうのである。
辺りは暗くなってきた。デジカメでは限界だ。
スマホで撮ってみた。スマホの方が明るく映る。
車内の荷物棚はこんな感じだ。乗車率は7割を超えているのであろうか。
昨年のゴールデンウィークの富山旅行と異なり、景色があまり見えない。
2月と5月では違うのは分かっているつもりだが、陽の長さというか短さを感じていたのである。
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この記事へのコメント
鉄道のループは半径が大きいですから、
道路のループ橋と違って、言われなきゃ判らないですよね。。
九州・肥薩線の大畑ループ(おこばループ)は、
ループの中にスイッチバックがあったりしますので、
じっくりと観察できるかと思います。
つぎの機会があるのかな。