2023富山旅行記3日目その4~ようやく剱岳がどれか分かるようになる~

11時43分、富岩運河環水公園の天門橋の展望台に来ていた。
東側の風景である。先ほど通ったサンフォルテやとやま自遊館、富山市総合体育館が見える。
この展望台も1周出来るようになっているみたいだ。
壁側にはこのように説明図が展示されている。1928年(昭和3年)、廃川地を活用して近代都市の名にふさわしいまちをつくろう県は三つの都市計画事業を決定した。その一つが富山駅北から東岩瀬港まで5kmの運河を新設し、沿岸に工場を誘致することである。

1883年(明治16年)、治水問題をきっかけに石川県から分離して富山県が誕生したのだが、その後も水害に悩まされていた。

特に当時の神通川は上記の写真のように東に大きく曲折し、氾濫の原因にもなっていた。
そのため、神通川を直線に伸ばす工事を行い、氾濫の被害は減った。
しかし、元の河道が市街地を分断していたので都市の発展を阻害していた。
そこで、1928年(昭和3年)に都市計画事業が決定し、その一つが富岩運河の建設ということになる。
北東側の風景である。立山連峰も見える。
下には世界一美しいと言われているスターバックス富山環水公園店である。
もっとも、世界で美しいと言われているスターバックスは他にもたくさんあり、国内でも隈研吾氏が設計したスターバックスリザーブ® ロースタリー東京や三重県の伊勢内宮前店、京都府の京都二寧坂ヤサカ茶屋店も挙げられている。
北側に来た。天門橋の展望台の反対の塔が見える。ここに赤い糸電話がある。
しかしながら、新型コロナウイルスの関係で使用中止になっていた。
残念。というか、勇み足で私が先に反対の塔に行っていなくて良かった。
立山連峰の説明図があった。
再度、同じ角度で立山連峰を見ることにした。ちょっと、映りが悪い。
iPhonでも撮ってみた。なんとなく剱岳(2,999m)は分かった。また、その右隣に頂上まで雪が積もっているのが立山三峰なのだろう。
とやま自遊館の方を見た。映りは悪いが薬師岳(2,926m)は分かった。
富岩環水公園の図と説明書きがあった。
北西側の風景である。下に見える運河が富岩運河ですぐに北側に曲折して東岩瀬港まで通じている。また、高い建物がほとんどない。
南側の風景である。北陸新幹線の駅舎が見える。
降りることにした。
降りる際は階段のようだ。
窓から西側の風景を撮った。運河沿いの窓が大きくガラス張りの建物はフレンチレストランで、その奥に富山県美術館がある。
その左手前にあるのが牛島閘門である。
天門橋の構造の説明書きである。天門橋は一見するとアーチ橋のように見えるが、センターブリッジの中央部で、トラス橋のサイドブリッジが支えられている構造とのことだ。
また、コンクリートではなく、鉄を用いているため鉄橋である。
牛島閘門の説明書きである。牛島閘門は国登録の有形文化財である。
環水の説明書きである。
このような感じで富岩運河のみならず、神通川も流れているのである。
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この記事へのコメント
なるほど、富山県庁や市庁は、旧河川の上にある訳ですね。
そういう土地は液状化が心配な気もします。
立山連峰の説明図、判り易くて良いですね。
剣岳はキケンですが、立山登山にチャレンジするのは如何でしょうか。
説明図があってもよく目を凝らさないと分からないです(^^)。
登山は太っているので無理ですね(^^)。