2016ニース旅行記5日目その5~思った程、良いとは思わなかった~
ホテルを14時半過ぎに出て、マティス美術館に行くためにトラムに乗ってマセナ駅で降りた。
シャガール美術館に行く時に乗った15番のバスがすぐに来たので乗車した。
乗車して10分ほどでシャガール美術館を越えていった。
そこからさらに高台の上へとバスは向かった。
高級そうなマンションが見えた。ガードもしっかりとしている。
こちらのアパートメントも門がしっかりとある。
まだまだ、上へとバスは進んだ。
こちらも高級そうなマンションである。
と思ったら、バス停についた。シャガール美術館で降りる人よりもこちらで降りる人の方が多かった。降りてすぐに円形闘技場跡が見えた。
このシミエ地区は高級住宅地のようだね、明らかにそんな感じがする。
マティス美術館に到着した。
門をくぐって中に入るも建物は見えない。
矢印に沿って公園の中を歩いた。この公園に植えられているのはオリーブの木である。
すると建物が見えてきた。
その前は広い公園で、日向ごっこや読書をしている人がいてる。同行者に「城北公園に似ているね」と言うと、「城北公園に菖蒲園はあっても、美術館はないやろう」と返された。
記念撮影をしてからラスカリ宮で購入したチケットを見えて中に入った。
入ってすぐにパンフレットを受け取った。
ここは写真撮影禁止ということでここから先は写真を撮ることはできない。
マティスはフォーヴィスム(野獣派)のリーダー的存在だそうだ。フォーヴィスムとは、激しい鮮烈な色彩表現で、あたかも野獣の檻の中にいるようだ、と評されることに端を発している。当初は嘲笑的な意味も込められていたそうだ。
そして、マティスの作品は表情豊かな色彩に基づいていたり、単純化された線や色使いが特色だそうだ。その評判の単純化された線のみの絵を何点か見たが良いとは思わなかった。というか、正直、理解できず私には全然ダメだった。
ただ、普通の風景画では何点か良いなと思う作品があった。
いろいろ、作品を見たが、総じて言うなら、良いなと思う作品は何点かあったけれど、私にとってはイマイチな作品も多かった。同行者にそのことを言うと、「マティスの絵って、こんなもんやろ」と返された。私からすると良い作品とイマイチな作品との落差が激しい感じがするね。
このマティス美術館は個人の作品を扱っている美術館の中では地下の階まであって思った以上に大きいし、立派な印象を受けた。
お土産コーナーもあったが、記念に買うようなものもなく、というか、マティスにそれほど魅力を感じなかったから見るだけ見て出てきた。
こうして、なんだかなあ、と思いながら外に出たのである。
この記事へのコメント
住宅が込み合っていたエリアと
この辺りの山の手とではずいぶん雰囲気が違いますが,
どちらもニースですね。
門から建物までが広々としているのですね。お疲れ様。
芦屋みたいなものですかね(笑)。
マティス美術館も敷地が広く、美術館に入らなければ無料だからか、近所の人?の憩いの場になっている感じがします。