2013イギリス旅行記7日目その1~血塗られた歴史の舞台~
今朝も6時には起床し、7時過ぎに朝食会場に行った。代わり映えのしないメニューだが、ハムにチーズ、卵があれば十分だね。ウインナーはどこのホテルで食べても薄味だね。
本日は昼食までがロンドン観光で、その足となるのがこちらの2階建てバスである。しかもボンネットタイプの2階建てバスで、このタイプはロンドンでも珍しくなってきたとのことだ。そのため、外国人の方も写真を撮りに来ていた。また、ドアがないので知らない人でも勝手に乗り降りすることができるため(停めている時は運転手が気をつけて見張っているにしても)、貴重品には気をつけるように言われた。
8時過ぎにホテルを出発し、まずはロンドン塔とタワーブリッジに向かった。
8時半過ぎに大通りでバスを停め、ここで本日ガイドしてくれる方と合流した。
歩いて向かったのだが、横にはもう世界遺産ロンドン塔が見えた。
すぐ近くのテムズ川沿いにはタワーブリッジがある。
タワーブリッジは1894年に完成した跳ね橋である。かつてはロンドン橋がテムズ河に架かる唯一の橋であったがロンドンの発展に伴いロンドン橋の東側に新設する必要が高まり8年の歳月を要して完成した。ちなみに、私は民謡「ロンドン橋落ちた」のロンドン橋が写真の橋だと思っていたが、言うまでもなく違うし、ガイドの方もよく間違われると言われていた。
タワーブリッジの反対側(西側)でテムズ河向こうには2013年2月に誕生した310mの新タワー「シャード」がそびえ立っている。
こちらは、ロンドン塔。ロンドン塔は一つの建物ではなく複数の建物から構成されている。
そして、ロンドン塔は1066年に即位したウィリアム1世が築いた王の居城だが、13世紀以降は監獄に転用され、16世紀には宗教上の異端者や王室の反逆者の幽閉場所となり、また処刑場として使用された。宗教改革や行政改革を指導したクロムウェルもこちらに収監されその後処刑された。他にも第二次世界大戦中にドイツから単独で飛来し捕虜となったルドルフ・ヘスも幽閉された。
現在では武器の保管庫や礼拝所として使用されているほか、世界最大級のカットダイヤモンドであるアフリカの星が展示されている。そう思うと入場見学できないのが残念だ。そんなスケジュールの余裕がない。
こちらはトレダーズゲート。
ここでロンドン塔入口の衛兵の交代か何かが始まった。時刻は9時前でこれから開門して入場させるみたいだ。
そんな光景を見ながら私達は次の場所に移動した。
この記事へのコメント
二階建てのロンドンバスもいい経験ですね。
二階に乗られたのでしょうか。
ドアが無いとそういうリスクがあるのですね。
タワーブリッジは是非行かないといけませんね。
衛兵の交代も見られてよかったですね。
リアルおもちゃの兵隊ですね。
タワーブリッジもしかり。
衛生兵の交代は、仰る通りオモチャの兵隊の交代ですね。